岸田首相 連合の定期大会出席の方向で調整 賃上げへ連携強調か

東京, 9月28日, /AJMEDIA/

岸田総理大臣は、来月開かれる連合の定期大会に出席する方向で調整を進めています。自公政権の総理大臣としては16年ぶりの出席で、賃上げの実現に向けて、労働界との連携を重視する姿勢をいっそう強調したいねらいがあるものとみられます。

連合は、来月5日から東京都内で、2年に1度の定期大会を開く予定です。

政府関係者によりますと、岸田総理大臣は、連合からの招待に応じて定期大会に出席し、あいさつを行う方向で調整を進めています。

出席が実現すれば、自民・公明両党の連立政権の総理大臣としては2007年の福田総理大臣以来16年ぶりとなります。

岸田総理大臣は、物価上昇を上回る持続的な賃上げの実現を政権の最重要課題の1つに位置づけていて、ことし4月には総理大臣として9年ぶりに連合のメーデー中央大会に出席するなどし、政府の取り組みをアピールしてきています。

こうした中、今回、連合の定期大会にもみずから出席することで、持続的な賃上げの実現に向けて労働界との連携を重視する姿勢をいっそう強調したいねらがあるものとみられます。

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