東京, 7月19日, /AJMEDIA/
日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(69)は18日、日本外国特派員協会のオンライン記者会見で、日産が被告の不正によって多額の損失を被ったとして提起した民事訴訟について、「日産の訴えは事実無根」として、改めて自身の正当性を主張した。ゴーン被告の会見は2021年12月に同協会が主催したオンライン会見以来。前回同様、日本の司法への批判も繰り返した。
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ゴーン被告は逃亡先のレバノンで、日産などを相手取って10億ドル(約1400億円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。18日の会見では、この訴訟に関して「報復ではなく、自分の権利を取り戻すため」と説明。「私の被害は修復不可能だ」と述べた。