東京, 7月18日, /AJMEDIA/
【ニューヨーク時事】グテレス国連事務総長は17日、ロシアによるウクライナからの穀物輸出合意の停止発表について「非常に遺憾だ」と述べた。国連本部で記者団に語った。
ウクライナ穀物輸出合意、停止へ 「事実上失効」とロシア―トルコが説得継続
グテレス氏は、合意によってこれまでに3200万トンを超える食料が輸出され、世界の食料価格引き下げに貢献してきたと指摘。「(合意停止という)ロシアの決定はあらゆる場所で困窮している人々に打撃を与える」と非難した。
先週、グテレス氏は合意存続を目指してロシアのプーチン大統領に書簡を送付。ロシアが求めていた銀行決済網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」への復帰仲介などを提案したが、受け入れられなかった。