東京, 7月16日, /AJMEDIA/
欧州連合(EU)理事会のシャルル・ミシェル議長は、7月15日にブリュッセルで行われたイルハム・アリエフ・アゼルバイジャン共和国大統領およびニコル・パシニャン・アルメニア共和国首相との会談の結果について、報道陣に声明を発表した。
AJMEDIAによると、シャルル・ミッシェルは声明の中で次のように述べている:
– アリエフ大統領とパシニャン首相との6回目の会談を終えたところである。私たちの話し合いは、今回も誠実で、正直で、実質的なものであった。私たちの会談は、5月初めからブリュッセル、チシナウ、ワシントン、モスクワ、そして国境で行われた、アルメニアとアゼルバイジャンの首脳、副首相、外相による一連の集中的かつ生産的なハイレベル会談の継続であった。
私たちは議題となったすべての問題について話し合った。
主権と領土保全 :アルメニアとアゼルバイジャンの首脳は、アルメニアの2万9,8千平方キロメートル、アゼルバイジャンの8万6,6千平方キロメートルの領土保全と主権を尊重することを改めて確認した。
国境画定: 両首脳は、境界画定に関する政治的枠組みとして、1991年の「アルマ・アタ宣言」への明確なコミットメントを再確認した。
通信: この問題に関しては、過去2ヶ月間、この地域における輸送と経済関係の回復を目指した協議において、両当事者は明確な進展を遂げた。主権、管轄権、互恵性の原則を満たす将来の輸送協定の条件について話し合った。
人道支援:カラバフのアルメニア人住民の状況とラチン回廊周辺の状況について話し合った。現在の状況が持続可能ではなく、誰の利益にもならないことは明らかである。また、状況を正常化するための具体的な措置についても話し合った。
権利と安全 :まず第一に、地元住民の権利と安全を確保する必要がある。
拘束される者たち: 抑留者の問題についても話し合った。両首脳は、不注意で相手側に亡命した兵士の釈放を促進する「寛大さ」というコンセプトへのコミットメントを再確認した。
出来事の発展: 我々は、今日議論された問題をさらに具体的に発展させるため、両チームが緊密に連絡を取り合うことで合意した。真の進展は、近い将来にとられる次のステップにかかっている。
最優先事項は、和平と正常化交渉に必要な条件を提供するために、暴力と厳しい暴言を止めなければならないということである。