女子中学生の自殺ほう助認める 29歳男、SNSで誘い出す―横浜地裁

東京, 7月05日, /AJMEDIA/

SNSで知り合った横浜市の女子中学生を相模原市内の橋まで連れて行き、自殺を手助けしたなどとして、自殺ほう助などの罪に問われた無職野崎祐也被告(29)の初公判が4日、横浜地裁(丹羽敏彦裁判長)であった。野崎被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。
都内に女子中学生誘い出す 自殺ほう助容疑の男

 検察側は冒頭陳述で、ツイッターに「死にたい」などと書き込んだ人に直接メッセージを送り、接触していたと指摘。橋の欄干の上で立ち尽くしていた女子中学生に「早く決めて。飛ぶの、飛ばないの、どっち」とまくし立て、最後は女子中学生を置き去りにして車で現場を離れたとした。
 野崎被告は被告人質問で、同様のやり方で「5、6人と接触した」と述べた。
 起訴状によると、野崎被告は昨年9月20日、SNSを通じて女子中学生を誘い出した上、同24日未明に車で相模原市内の橋に連れて行き、足を支えて欄干に立たせ、飛び降りる手助けをした。同年6月には埼玉県羽生市の女子高生をさいたま市内の被告の自宅に連れ出したとされる。

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