戻った好機の集中力 阪神、打線つながり11得点―プロ野球

東京, 6月28日, /AJMEDIA/

甲子園では9日ぶりの試合になった阪神。打線がつながり、ようやく暗闇を抜け出した。12安打11得点。連敗を5で止め、首位も奪い返した。「後半戦にもっといいスタートを切れるように、オールスターまで見極めていく」と岡田監督。久々に声色も明るかった。
 戻ってきた好機で見せた打線の集中力。それは三回に顕著に表れた。先頭の梅野が中前打で出塁。四球と犠打でつなぎ、近本の犠飛できっちり先制した。
 その後も中野、前川の連続適時打と止まらず、とどめは4番大山。左翼席へ豪快に運ぶ2ランを放った。「1点でも多くというのは常に頭にある。いい打席だったと思う」。一気にこの回、5点を奪い、主導権を握った。
 五回から八回までも、手綱を緩めずに加点した。四死球などで得た好機は逃さない。「誰かが駄目でも、次の人がカバーというように、いい助け合いができた」と3打点の大山。5月は球団タイ記録の19勝を挙げながら、6月はようやく7勝目。一丸となって挽回し、首位固めに突き進むための白星にしたい。

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