山本、安心の快投 盤石リレーでリーグ突破―WBC

東京, 3月13日, /AJMEDIA/

4連勝で文句なしの1次リーグ1位通過。侍ジャパンは、第4戦で最も安定した戦いぶりを見せた。
好調の打線が二回までに5点を奪取。マウンドを託された山本には、これまで先発した大谷ら超一流の3人の投球内容をしのぐような安定感があった。栗山監督は「これが山本由伸という内容だった」と絶賛した。
 メジャー球団のスカウトの視線も集める山本は、立ち上がりから順調そのもの。「初回から大谷選手が本塁打を打ってくれて、力みなく試合に入っていけた。しっかり自分の投球ができた」。150キロ台中盤の直球と、切れ味鋭いカーブとフォーク。カットボールも織り交ぜて打者を圧倒した。三回は1死から初安打を許したが、顔色を変えず、その後から四回まで5人連続で片付けて役目を終えた。
 中盤には下位打線がうまく機能して加点。2番手の高橋奎以降も危なげなく反撃を抑えた。なかなか状態が上がらない村上や岡本和らを除けば、手応え十分で次の段階に向かえる。監督は「一つ一つ考えて、相当覚悟してやってきた。(今後も)同じようにやっていきたい」と気合を入れ直した。

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