プーチン氏、欧米に責任転嫁 ウクライナ侵攻で中国支持狙う

東京, 10月28日, /AJMEDIA/

 ロシアのプーチン大統領は27日、ウクライナ侵攻を巡って対立する欧米を「ウクライナで戦争をあおり、台湾周辺で挑発を行い、世界の食料・エネルギー市場を不安定化させている」と非難した。戦争に伴う混乱の責任を欧米に転嫁する一方、数少ない友好国の中国に寄り添った。内外のロシア専門家を集めてモスクワで開かれた「バルダイ会議」で演説した。
 質疑応答も含め、会議では「一つの中国」原則や8月のペロシ米下院議長訪台に触れ、3期目入りした習近平政権を擁護する姿勢が目立った。侵攻をきっかけとした国際的な孤立を解消すべく、中国の支持を取り付ける狙いがありそうだ。

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