立民・小熊氏がウクライナ訪問 無許可渡航で役職停止1カ月

東京, 5月11日, /AJMEDIA/

 立憲民主党の小熊慎司幹事長代理(衆院福島4区)が大型連休中、国会の許可を得ることなくウクライナを訪問していたことが10日、分かった。同党は小熊氏を幹事長名で注意するとともに、1カ月の役職停止処分とした。
 小熊氏は事前にポーランドなど4カ国への渡航申請を行い衆院で許可を得ていたが、ウクライナ行きは届け出ていなかった。同党の西村智奈美幹事長は記者会見で、小熊氏の渡航を許可した衆院議決に触れ、「議決と反する行動を取ったことは非常に問題だ」と処分理由を説明した。
 小熊氏はウクライナ西部リビウを訪問したと自らツイッターに投稿している。西村氏によると、小熊氏は「見てこなければいけないという義憤にかられ、計画にはなかったが赴いた」「軽率だった。申し訳ない」などと話しているという。
 外務省の危険情報で、ウクライナは最も厳しいレベル4の退避勧告。松野博一官房長官は会見で「政府として取りやめるべきであったと考えており、遺憾だ」と述べた。

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