東京, 02月24日 /AJMEDIA/
パリオリンピックの男子マラソン代表をかけた選考レースの1つ、大阪マラソンが25日に行われるのを前に有力選手が会見し、日本歴代7位の記録を持つ土方英和選手は「100%の力を出し切りたい」などと意気込みを話しました。
ことしの大阪マラソンは、パリオリンピックの男子マラソン代表をかけた選考レースの1つとして行われ、この大会と来月3日の東京マラソンで代表選考の条件となる設定記録の2時間5分50秒を突破した選手のうち、最も速いタイムをマークした選手が代表に内定します。
ことしはコースが大幅に変更され、5か所あった折り返しが3か所に減ったほか、レース後半の30キロ付近のアップダウンが少なくなり、好記録が期待されています。
23日は有力選手たちが大阪市で記者会見に臨みました。
このうち、日本歴代7位の記録を持つ26歳の土方選手は「勝負どころが後半にあるので、余力を残して自分でレースを動かすことができたらと考えている。勝負にこだわることを意識して100%の力を出し切りたい」と意気込みを話しました。
また、すでにパリオリンピック代表に内定している小山直城選手は「レースでしかできない駆け引きを経験しようと思って挑戦することにした。自己ベスト更新が第一の目標だ」と力強く話していました。
一方、2018年のアジア大会の金メダリストで、2時間6分台の自己記録を持つ井上大仁選手は右ひざのけがで欠場が決まりました。
レースは25日午前9時15分にスタートする予定で、NHKでは総合テレビとラジオ第一で中継するほか、NHKプラスでも配信します。