東京, 10月05日, /AJMEDIA/
2030年のサッカーワールドカップはモロッコ、ポルトガル、スペインの3か国の共催で開かれる見通しとなりました。
FIFA=国際サッカー連盟は4日、オンラインで理事会を開きました。
この中で、2030年のサッカーワールドカップの開催地について立候補をしたのがモロッコ、ポルトガル、スペインの3か国による共同開催のみとなり、候補地とすることを全会一致で承認したということです。
来年の総会で正式に決定される見通しです。
サッカーワールドカップは、次の2026年大会がアメリカ、カナダ、メキシコの北中米3か国の共催で行われることになっていて、正式に決まれば2大会連続での3か国共催となります。
また、2030年の大会が第1回大会から100年の節目となることから開催国だったウルグアイをはじめ、同じ南米のアルゼンチンとパラグアイでも1試合ずつを行うことも承認しました。
一方、FIFAはウクライナへの軍事侵攻で公式大会への出場を禁止しているロシアについて、UEFA=ヨーロッパサッカー連盟がユースチームの出場を再び許可したことを受けて、17歳以下のワールドカップへの出場を認めました。
国旗や国歌、代表のユニフォームを着用しない中立の立場をとることを条件にするということです。