東京, 1月3日, /AJMEDIA/
2025年は「iPhone」にとって特別な年になるかもしれない。誕生から18年を迎えようとしている同スマートフォンにとって初となる重要な要素がいくつか登場する可能性もある。
AppleはiPhoneラインアップで初の「スリム」モデルを発売し、初めて独自の5Gモデムを搭載するかもしれない。「iPhone SE」に初めて「Face ID」が搭載される可能性もある。iPhone向けのAppleの人工知能(AI)である「Apple Intelligence」の計画についても、より詳しいことが明らかになる公算が大きい。現在提供されているApple Intelligenceの機能群は、ほんの始まりにすぎないように感じられるからだ。
2025年のiPhoneに関するAppleの計画は、今後を大きく左右しかねない。消費者が同じスマートフォンをより長く使い続けるようになった今、iPhoneユーザーに機種のアップグレードをしてもらうことが、かつてないほど難しくなっている。米CNETがYouGovと共同で実施した調査では、回答した米国の成人スマートフォン所有者の44%が、新しいスマートフォンを購入するタイミングは、今使っているスマートフォンが壊れたり、交換が必要になったりしたときのみであることが明らかになった。
しかし、「iPhone 17 Slim」や再設計されたiPhone SEといった、うわさされている新モデルが実際に登場すれば、Appleは潜在的な購入者の関心をもっと引けるようになるかもしれない。
ただし、それはAppleが計画をうまく遂行できた場合の話だ。Appleが大幅に薄型化されたiPhoneを実際に発売した場合、超薄型のデザインが原因で、価格が非常に高くなる可能性もある。また、これまでのところ、Apple Intelligenceに対する反応がイマイチであることを考えると、Appleは2025年に新しい機能で消費者を感心させなければならないというプレッシャーにさらされるだろう。
iPhone 17 Slimが折りたたみスマホの代わりに登場?
サムスンやGoogleなどの「Android」スマートフォンメーカーは半分に折りたためるディスプレイを搭載した機種を提供しているが、Appleは初代iPhoneで採用された従来のキャンディバー型のフォームファクターを今も採用し続けている。しかし、報道によると、同社はiPhoneのデザインを別の方法で刷新することを検討しているという。その方法が、本体の大幅な薄型化である。