東京, 3月20日, /AJMEDIA/
【ロンドン時事】経営不安が続くスイス金融大手クレディ・スイスを巡り、同業ＵＢＳによる買収に向けた協議が１９日、大詰めを迎えた。早ければ同日中に合意に達する見通し。ロイター通信によると、ＵＢＳは買収に応じる条件として、リストラ費用などに関して６０億ドル（約８０００億円）程度の政府保証をスイス政府が行うよう要請した。買収後に１万人規模の人員削減を実施することも検討されている。
欧米メディアによると、協議にはスイス国立銀行（中央銀行）や金融監督局（ＦＩＮＭＡ）の当局者も加わり、週明けに金融市場で取引が始まる前の決着を目指している。
