iPhone値上がり 最新型「14」発売開始

東京, 9月17日, /AJMEDIA/

 日本で人気の米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の最新モデル、「14」シリーズの一部機種が16日、発売された。カメラの性能とバッテリーの持続時間が向上したが、前の「13」より販売価格は上昇。急激な円安などが影響し、価格は最低でも10万円以上となった。携帯大手各社は割引プランを用意し、購入のハードルを下げようとしている。
 「正直な感想を言うと高い」。16日午前に東京都内のアップル直営店を訪れた男性会社員(37)はこう漏らした。標準的な「14」の直販価格は、記憶容量が最小の128ギガバイトモデルで11万9800円。発売時の価格は「13」と比べ2万円以上、高くなった。最上位機種の「14プロマックス」は16万円を超す。

 高価格化を受け、携帯大手各社は各種の割引プランを用意した。KDDIでは、他社から乗り換える利用者が購入した端末を2年後までに返却すれば、4万円台から「14」を入手可能。他社でも同じような仕組みで4万~5万円台で手に入る。 
 ある携帯大手の担当者は「高額となった影響を最小にしようとしている」と割引プランの狙いを話した。食品など生活必需品の値上げラッシュが続く中、アイフォーン人気が続くか注目される。

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