HIV報告、過去20年で最少 検査数増もコロナ前の半数―厚労省

東京, 3月23日, /AJMEDIA/

厚生労働省は22日、2022年のHIV感染者とエイズ患者の新規報告数(速報値)は計870人で、過去20年間で最少だったと発表した。保健所などでの抗体検査数と相談数は3年ぶりに増加したが、新型コロナウイルス感染拡大前の19年の5割ほどにとどまった。
厚労省によると、22年に判明したHIV感染者は625人、エイズ患者は245人。保健所などでの検査数は前年比1万4932件(25.6%)増の7万3104件、相談数が同1万2458件(22.8%)増の6万7009件だった。
 新型コロナの感染拡大に伴う検査控えや保健所の検査中止などが影響し、20年と21年の検査と相談数はいずれも前年から大幅に減少した。22年は増加に転じたが、無症状者を把握できていないとの見方もある。

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