6月の米消費者物価、3.0%上昇 伸び12カ月連続鈍化

東京, 7月13日, /AJMEDIA/

【ワシントン時事】米労働省が12日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.0%上昇した。伸びは12カ月連続で鈍化し、2021年3月以来2年3カ月ぶりの低さとなった。市場予想(3.1%上昇)も下回った。
インフレ退治、道半ば 米FRB、利上げ見送りも再開示唆―取り巻く不透明要因

 変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は4.8%上昇。依然として高水準で推移しており、インフレ圧力の根強さが改めて示された。連邦準備制度理事会(FRB)は25、26日の金融政策会合で、いったん見送った追加利上げの再開を決定するとみられる。
 項目別では、ガソリンが26.5%の大幅低下。一方、サービス価格は6.2%上昇だった。人手不足で賃金が上昇し、接客など労働集約型の業種が多いサービス分野の価格を押し上げている。

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