3カ国サミット開催へ協力 中韓外相、北京で会談

東京, 5月14日 /AJMEDIA/

中国の王毅共産党政治局員兼外相は13日、北京の釣魚台迎賓館で韓国の趙兌烈外相と会談した。韓国外務省によると、両氏は今月下旬にソウルで実施する方向の日中韓3カ国首脳会談(日中韓サミット)について「成功裏の開催に向け協力していく」考えで一致。冷え込んだ中韓関係改善の機運を醸成していく方針で合意したほか、北朝鮮情勢を巡っても意見交換した。

 会談は約4時間に及んだ。韓国の聯合ニュースによれば、王氏は、韓国が日米と安全保障協力を強めていることを念頭に「中韓関係が直面する困難は近年増している。両国の利益にそぐわず、中国の望まない状況だ」と指摘。外部からの「干渉」を排除し、中国との関係修復に目を向けるよう促した。

 趙氏は「難題があっても対立に発展しないよう管理し、協力の機運を維持しなければならない」と強調。米国との連携に、中韓関係の悪化を招く意図はないと訴えた。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts