鵜飼い最終日、500人来客 岐阜市

東京, 10月18日, /AJMEDIA/

 1300年以上歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財に登録されている「長良川鵜(う)飼い」が閉幕した。今年は3年ぶりの通常期間での開催。最終日には人数制限いっぱいとなる約500人が県内外から訪れ、幻想的な光景を楽しんだ。
 乗船人数を減らすなど、感染防止に配慮して開催された長良川の鵜飼い漁。今年の乗船者数は約5万人で、開幕が遅れた前年度よりも約4倍に増えた。コロナ禍前の乗船者数には達しなかったが、団体客が多く訪れるなど久しぶりのにぎわいを見せた。
 フィナーレをかざる「総がらみ」では、船上にかがり火をともし、鵜匠(うしょう)がウを巧みに操りアユを捕らえる姿に観客らは拍手をしたり、感嘆の声を上げたりした。

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