東京, 9月19日, /AJMEDIA/
【ワシントン時事】バイデン米大統領が次期駐日大使に指名したラーム・エマニュエル前シカゴ市長の議会承認が遅れる可能性が出てきた。近年は大統領就任年の夏から秋に大使が着任する例が多かったが、アフガニスタンからの駐留米軍撤収の混乱などをめぐって野党共和党が対決姿勢を強め、審議が滞る見通しとなったためだ。
駐日大使ポストは2019年7月に前任のハガティ氏が上院選出馬のため辞任して以来、空席が続く。オバマ政権で大統領首席補佐官を務めたエマニュエル氏は、当時副大統領だったバイデン氏とも「直接話ができる」と期待されている。