東京, 7月21日, /AJMEDIA/
香港の民主化を求める「日本香港民主連盟」(東京都千代田区)の葉錦龍氏は20日、日本外国特派員協会で記者会見し、反政府的な活動を取り締まる「香港国家安全維持法」施行(2020年6月)後の状況について、「多くの人が沈黙を強いられ、抑圧されている」と訴えた。その上で、香港民主化に向けた活動への理解と支援を求めた。
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葉氏は香港の現状について「レストランで友人と話していても政府に監視されているかもしれない」と説明。「報道機関が次々と閉鎖に追い込まれ、市民の情報源が足りていない」と強調した。また、「地理的な境界を超えて、普遍的な民主主義の保護を呼び掛ける」と述べ、ミャンマーなどアジア諸国の民主化を求める団体と連帯する考えを示した。