青森ねぶた祭 4年ぶりの通常開催へ 大型ねぶたの制作大詰め

東京, 7月06日, /AJMEDIA/

青森の夏を彩る、ことしの「青森ねぶた祭」は、4年ぶりの通常どおりの開催に向けて本格的な準備が進められています。開催まで1か月を切る中、大型ねぶたの制作が大詰めを迎えています。

去年、新型コロナウイルスの感染対策を取って3年ぶりに開かれた「青森ねぶた祭」は、ことし、ねぶたの周りで踊る「ハネト」の自由参加を認めるなど、原則、コロナ禍前の運用に戻して開催されます。

祭りまで1か月を切る中、青森市の青い海公園にあるねぶた小屋では、大型ねぶたの制作が大詰めを迎えています。

このうち、ねぶた師の立田龍宝さんは、歌舞伎の演目の1つ「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」を題材に、大型ねぶたの制作に闘志を燃やしています。

この日は、ねぶたの命とも言える顔を仕上げる「面書き(めんがき)」とよばれる作業が行われ、立田さんは筆を使って表情の輪郭を際立たせていました。
立田さんは「ことしは全員のねぶた師が制作できる、ねぶた祭が再スタートする年だと思っている。それぞれのねぶた師の作品や個性を見てもらい、青森の短い夏を楽しんでもらえれば」と話していました。

「青森ねぶた祭」は、8月2日から7日までの6日間行われ、23台の大型ねぶたが運行される予定です。

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