東京, 9月15日 /AJMEDIA/
15日朝、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で、流鏑馬(やぶさめ)の練習をしていた20代の男性が落馬し、意識不明の重体となっています。鶴岡八幡宮では、16日に流鏑馬の神事が行われる予定でしたが、中止を決めたということです。
警察や消防によりますと、15日午前6時前、鎌倉市の鶴岡八幡宮で、流鏑馬の練習をしていた29歳の男性が落馬したと通報がありました。
救急隊がかけつけたところ、男性は頭から血を流していて、病院に搬送されましたが意識不明の重体だということです。
鶴岡八幡宮の流鏑馬は、武士の装束に身を包んだ「射手(いて)」と呼ばれる人たちが、境内を馬で駆けながら的をめがけて矢を放つ伝統の神事で、毎年この時期に開かれる例大祭で行われています。
男性は、例大祭最終日の16日に行われる予定だった流鏑馬の神事に参加するため練習をしていたということで、事故を受けて、鶴岡八幡宮は神事の中止を決めました。
警察が、当時の詳しい状況を調べています。