東京, 10月12日, /AJMEDIA/
【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮で１１日、国防発展展覧会「自衛―２０２１」が開幕し、金正恩総書記が演説した。正恩氏は「米国は最近、われわれに敵対的ではないとのシグナルを頻繁に発信しているが、敵対的でないと信じられる行動的根拠は一つもない」と批判した上で、「自衛的な国防力強化」を強調した。
正恩氏は南北朝鮮が戦った朝鮮戦争（１９５０～５３年）を念頭に「同族同士が武器を使用するむごたらしい歴史は繰り返してはならない」と述べた。さらに「われわれの主敵は戦争そのものであり、南朝鮮（韓国）や米国という特定の国家や勢力ではない」と抑止力を主張した。
