野党が衆院選220選挙区で一本化 共産・立民が候補調整

東京, 10月14日, /AJMEDIA/

共産党は13日、衆院選で競合する70程度の小選挙区で立憲民主党と進めていた候補者調整に関し、25選挙区で一本化が決まったと発表した。共産は22選挙区、立民は3選挙区で候補者を取り下げる。289小選挙区のうち、これまでに200近い選挙区で日本維新の会を除いた野党候補の一本化ができていたが、約220まで積み上がった。残る45程度の選挙区は競合を解消しない方向で、焦点となっていた立民、共産両党の候補者調整は、これでほぼ決着した。

 共産の小池晃書記局長は記者会見で、立民との競合が残る選挙区のうち東京8区については一本化に向けた検討を続けるとした。れいわ新選組の山本太郎代表がいったん出馬を表明し、撤回していた。「一本化した選挙区での勝利に全力を尽くす。野党共闘で政権交代を実現する」と述べた。

 共産が取り下げるのは北海道3区、4区、9区、山形1区、福島2区、茨城6区、群馬4区、千葉5区、7区、8区、東京15区、23区、神奈川2区、13区、福井1区、静岡1区、8区、奈良1区、岡山4区、広島2区、福岡5区、7区。立民が取り下げるのは福島5区、東京4区、大阪5区。(共同)

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