東京, 2月22日, /AJMEDIA/
陸上自衛隊トップの吉田圭秀陸上幕僚長は21日の記者会見で、ウクライナ侵攻から1年となるのを前に「ロシアの侵略は国際法的にも人道的にも許し難い」と改めて非難した。その上で、国の防衛力を過小評価されないことが抑止力につながると強調した。
吉田陸幕長はロシアがウクライナ軍を過小評価し十分な補給体制を確立せずに侵攻したと分析。ロシア軍の現場指揮官の状況判断能力も十分ではなかったとの見方を示した。
教訓として「情報戦」にも触れ、「フェイクニュースを流されても、それをすぐに正しいファクトで上書きすることが極めて重要」とした。