東京, 7月22日, /AJMEDIA/
セブン&アイ・ホールディングスは21日、傘下の百貨店そごう・西武の売却計画について、地元関係者への説明会を開いた。家電量販大手ヨドバシホールディングスが西武池袋本店(東京都豊島区)の1階主要部と地下1階に出店しない新たな改装案を示したとみられる。出席者によると了承の取り付けは見送られ、協議に大きな進展はなかったという。
1階主要部出店せず 西武池袋へ、地元反発に配慮―ヨドバシ
説明会は西武ホールディングス本社で開かれ、セブン&アイの井阪隆一社長や高際みゆき区長、西武ホールディングスの後藤高志会長らが出席。ヨドバシや、ヨドバシと組む売却先の米フォートレス・インベストメント・グループの関係者らも同席した。
井阪社長は同日夜、都内で記者団に対し「進展があれば発表する。待っていただきたい」と話した。