蒋万安・台北市長が初来日 麻生氏と会談

東京, 5月16日 /AJMEDIA/

 台北市の蒋万安市長が15日、就任後初めて日本を訪問し、自民党本部で麻生太郎副総裁、鈴木貴子青年局長と会談した。台北市によると、麻生氏が地元・福岡に触れたのに対し、蒋氏は「福岡やほかの日本の都市と台北間の具体的協力を促進してほしい」と期待を示した。

 蒋氏は会談で、2025年に台北市と新北市で開催される生涯スポーツの国際総合競技大会「ワールドマスターズゲームズ」に麻生氏らを招待。鈴木氏は「安全保障では平時の備えが一番大事で、人間関係も平時の交流が大事だ」と伝えた。蒋氏は会談後、記者団に「麻生氏と青年局と多くの交流ができてうれしい。互いに固く深い友情がある」と述べた。

 蒋氏は蒋介石元総統のひ孫に当たり、最大野党・国民党のホープ。22年12月に史上最年少の43歳で、総統への登竜門とも言われる台北市長に就任した。18日までの滞在中、東京都が主催する国際会議で講演するほか、小池百合子都知事や日華議員懇談会のメンバーとも会談する。

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