米NYに山口の酒造会社が酒蔵開設 現地で“SAKE”ブーム報道も

東京, 9月24日, /AJMEDIA/

アメリカ・ニューヨーク州に日本酒の獺祭(だっさい)で知られる山口県の酒造会社の酒蔵がオープンしました。アメリカでは日本酒の人気の高まりを背景に酒蔵の新設が相次いでいて、現地の有力紙は“SAKE”ブームが起きていると伝えています。
アメリカ東部ニューヨーク州のハイドパークに23日、酒蔵をオープンしたのは山口県岩国市の旭酒造です。

この会社が国外に酒蔵を建設したのは初めてで「DassaiBlue」のブランドで今月25日からニューヨーク州で酒の販売を始めます。

原料は当初は日本から輸入した米を使うものの将来的にはアメリカ産の原料にこだわって米の生産が盛んな南部アーカンソー州産の酒米を使用するということです。

価格は720ミリリットルで34ドル99セント、日本円でおよそ5200円です。
旭酒造の桜井一宏社長は記者会見で「アメリカでの日本酒の存在価値を上げていきたい」と話していました。

アメリカでは日本酒の人気の高まりを背景にことし5月にもアーカンソー州で地元の企業が大規模な酒蔵をオープンするなど酒蔵の新設が相次ぎ、業界団体によりますと酒蔵の数は20を超えていて有力紙、ニューヨーク・タイムズは“SAKE”ブームが起きていると伝えています。

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