米軍、極超音速兵器の実験失敗 中ロと開発競争

東京, 10月22日, /AJMEDIA/

【ワシントン時事】米国防総省は21日、極超音速兵器の実験に失敗したと発表した。極超音速兵器は音速の5倍以上の速度で飛行し、機動性が高いことから既存のミサイル防衛システムでの迎撃が困難とされる。米国は中国やロシアと開発を競っている。

 実験は21日、アラスカ州コディアクの施設で行われ、ブースターの発射に失敗した。米軍は4月にも極超音速兵器の空中発射実験に失敗しており、CNNテレビは「今回の失敗は米国の(同兵器開発の)取り組みへの新たな打撃」だと伝えた。

 ただ、米軍はブースターについて、実験用で極超音速兵器計画には含まれていないと説明した。また、20日に行った極超音速兵器技術に関する別の実験には成功した。

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