米大統領「行動の10年に」 首脳級会合で排出削減強化訴え―COP26

東京, 11月02日, /AJMEDIA/

 英北部グラスゴーで開かれている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で1日、首脳級会合が始まり、バイデン米大統領らが演説を行った。バイデン氏は「変革的な行動の10年の始まりとしよう」と強調。温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が掲げる、世界の気温上昇を産業革命前と比べ1.5度に抑える目標の実現に向け、各国に温室効果ガス排出削減の強化を呼び掛けた。

 米国は、温暖化対策に後ろ向きだったトランプ政権からバイデン政権に交代して初めてのCOP参加。バイデン氏は「気候変動問題は人類を脅かしている」と危機感を示した上で、「希望に満ちた未来をもたらすには、各国は野心的な目標を持ち、役割を果たさなければならない」と訴えた。

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