東京, 7月11日, /AJMEDIA/
【ロンドン時事】訪英中のバイデン米大統領は10日、ロンドンでスナク英首相と会談した。経済問題のほか、ロシアによるウクライナ侵攻などが主要議題となった。チャールズ英国王とも面会し、国王が強い関心を寄せる気候変動問題などについて話し合った。
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会談は約40分で終了した。事後の記者会見は行われなかったが、英首相官邸によると両首脳は、6月の会談で合意した2国間の経済協力強化をうたう「大西洋宣言」の具体化に向け、10月にハイレベル会合を開くことで合意。ウクライナの反転攻勢の状況も協議し、「長期的な防衛」態勢構築を視野に支援を継続していく必要性で一致した。スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟問題やインド太平洋情勢も議論した。