米大統領、潜水艦問題で「不手際」認める 仏と関係改善アピール

東京, 10月30日, /AJMEDIA/

バイデン米大統領は29日、ローマで、フランスのマクロン大統領と会談した。米英とオーストラリアの安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」創設に伴う仏豪の潜水艦契約破棄で米仏関係が悪化した問題について、バイデン氏は「われわれの不手際だった」と認めた。

 両首脳は会談会場の建物に入る際、肩を抱き合うなど関係改善をアピール。バイデン氏は会談冒頭、「非常に貴重なパートナー」などと繰り返しフランスを称賛した。一方、AUKUS創設の経緯については「フランスはだいぶ前に通知を受けていると思い込んでいた」と釈明した。

 これに対し、マクロン氏は「本当に重要なことは今後数週間、数カ月、数年と一緒にやっていくことが何であるかだ」と指摘。対立の長期化は避け、今後の協力に目を向ける姿勢を強調した。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts