米仏首脳、緊張緩和で合意 召還の大使帰任へ

東京, 9月23日, /AJMEDIA/

【パリ、ワシントン時事】フランスのマクロン大統領とバイデン米大統領は22日、電話会談し、米英とオーストラリアの安全保障枠組みの新設に伴い溝が深まっている仏米間の緊張緩和へ向け、協議を継続する方針で合意した。

 枠組み新設で豪州はフランスとの潜水艦開発計画を一方的に破棄。仏政府側は反発を強めていたが、仏政府が召還した駐米大使は、来週ワシントンに帰任する。仏紙パリジャンは「危機は去った」と評価した。

 電話会談は米側の要請で行われた。ホワイトハウスが発表した共同声明によると、両首脳は「開かれた協議が行われていれば、有益な状況になっていた」との認識で一致した。米英豪の合意を「発表直前に知らされた」と非難する仏政府の怒りに米側も理解を示した。

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