米、タリバンと直接対話へ アフガン撤収後初めて

東京, 10月09日, /AJMEDIA/

【ワシントン時事】ロイター通信は8日、米政府代表団がカタールの首都ドーハで、アフガニスタンで暫定政権を樹立したイスラム主義組織タリバンと高官級対話を実施すると報じた。駐留米軍の完全撤収以降、タリバンと高官レベルの対面式会合を行うのは初めてという。

 米政権高官によると、9、10両日の会合には、米側から国務省のウエスト・アフガン和平担当特別副代表に加え、国際開発局(USAID)や情報機関の高官らが出席。タリバン側は閣僚級が参加する。

 アフガンからの出国を希望する米国民らの安全な退避や、アフガンで誘拐された米国人マーク・フレリクスさんの解放を要求。さらに、アフガン経済が崩壊の危機に直面する中、人道支援活動に対する協力などを求める見通し。

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