稲盛和夫氏は「経営の師」 京セラ創業の地でお別れの会

東京, 11月28日, /AJMEDIA/

 京セラや第二電電(DDI、現KDDI)の創業者で、8月に90歳で亡くなった稲盛和夫氏のお別れの会が28日、京都市で開かれた。参列した日本電産の永守重信会長は、記者団に「稲盛さんは厳しい人だったが温かかった。われわれの仰ぐ師、経営の師だ」と語った。
 稲盛氏は1959年に京都セラミック(現京セラ)を創業。66年に社長に就任し、世界的な電子部品メーカーへ導いた。84年には規制緩和を背景に電気通信分野に参入し、2000年にKDDIを誕生させたほか、経営破綻した日本航空の再建でも手腕を発揮した。
 お別れの会では、献花会場と別の会場を設け、稲盛氏の写真や京セラ創業時からの業績などを展示。参列者が在りし日の姿をしのんだ。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts