秋田 新年の縁起物「八橋人形」へびの置物作りが盛んに

東京, 12月10日, /AJMEDIA/

秋田市で来年の干支にちなんだ伝統の土人形、八橋(やばせ)人形の置物作りが盛んに行われています。

八橋人形は、秋田市で江戸時代から伝わる伝統の土人形です。

秋田市八橋南にある「八橋人形伝承館」では、毎年この時期に新年の縁起物の八橋人形の置物作りが行われています。

10日は「八橋人形伝承の会」の会員5人が、来年の干支の「巳」にちなんでへびの置物を作る作業に追われていました。

会員たちはへびをかたどった粘土の焼き物に絵の具で模様を描き、白色や金色のかわいらしい置物を完成させていきました。

伝承の会によりますと、ことしはおよそ2500個のへびの置物を作るということです。

絵付けの作業をしていた70代の女性は「へびを見たときにかわいらしいねと言ってくれるお客さまが多いのでとてもうれしいです」と話していました。

「八橋人形伝承の会」の梅津秀会長は「型取りから絵付けまですべて手作業なのでその純朴さ、素朴さが魅力です」と話していました。

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