東京, 6月15日, /AJMEDIA/
【パリ時事】国際エネルギー機関(IEA)は14日、世界の石油需要の伸びが2028年までに大幅に鈍化するとの見通しを明らかにした。電気自動車(EV)の普及でガソリン消費が失速し、ジェット燃料などを含む輸送用が26年に頭打ちとなるほか、省エネも進展すると予想した。
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予測によると、28年の石油需要は22年比6%増の日量1億570万バレル。単年で見ると22、23年に前年比2%台の伸びを示した後、26~28年は0.5%前後の増加で推移するという。合成樹脂などの原料になる石油化学製品は引き続き旺盛な消費が見込まれている。