東京, 12月07日, /AJMEDIA/
2021年のノーベル賞の授賞式が6日から各受賞者の居住地で順次始まった。米首都ワシントンでは6日午後(日本時間7日朝)、米科学アカデミー(NAS)で式典が行われ、物理学賞に決まった米プリンストン大の真鍋淑郎上席研究員(90)=米国籍=ら3人にメダルと賞状が授与された。真鍋さんは、気候変動対策の基礎となる研究開発に尽力した。
緊張した様子で舞台中央に進んだ真鍋さんは、スウェーデンの駐米大使からメダルなどを受け取り軽く一礼した。その後真鍋さんは、記者団に「大変ハッピーです。夢にも思っていませんでした」と満面の笑みで語った。
真鍋さんに続き、化学賞のプリンストン大のデービッド・マクミラン教授、経済学賞の米マサチューセッツ工科大(MIT)のヨシュア・アングリスト教授の2人にメダルなどが授与された。式典の様子はインターネットでライブ配信された。