漏えい1万2千件、過去最多に 個人情報保護委23年度報告

東京, 6月11日 /AJMEDIA/

 政府は11日の閣議で、マイナンバーや個人情報の適正な取り扱いを監督する個人情報保護委員会の2023年度年次報告を決定した。個人情報保護法に基づく事業者の漏えい事案の報告件数は、前年度比約58%増の1万2120件に上り、報告が努力義務になった17年度以降で最多となった。22年度以降は報告が義務化されている。

 マイナンバー法に基づいて報告されたマイナンバーの漏えい事案は334件で、前年度比約95%増。同委によると、増加要因はいずれも人為的ミスが多発したためだという。

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