消火せよと命令 半世紀燃える地獄の門―トルクメン大統領

東京, 1月10日, /AJMEDIA/

中央アジア・トルクメニスタンのベルドイムハメドフ大統領は、中部カラクム砂漠で旧ソ連時代から半世紀、地下の天然ガスが燃え続けている巨大なクレーター「地獄の門」について、消火せよと政府に命じた。国営テレビに8日、出演し語った。
 地獄の門は直径70メートル、深さ20メートルの巨大な穴。地下資源開発を狙った旧ソ連の掘削施設が1971年、崩落によって地下にのみ込まれ形成された。有毒ガスが周囲に広まるのを防ぐため着火、燃え尽きるのを待つまま半世紀が経過した。見物に訪れる観光客は後を絶たない。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts