東京, 3月8日, /AJMEDIA/
オーストラリア東部ブリスベン沖で発達していたサイクロン「アルフレッド」は8日、沿岸海域で停滞して勢力を弱め、熱帯低気圧となった。だが、前日に洪水で流された男性1人が死亡したほか、停電は約30万戸に拡大した。当局は今後も豪雨や洪水が続く恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。
東部ニューサウスウェールズ州では各地で河川が氾濫し、1万6000人以上に避難指示が出された。同州北部では7日、自動車を運転して橋を渡っていた男性が増水した川に車両ごと流された。脱出して木につかまり、救助を待っていたが、行方が分からなくなり、8日に遺体で発見された。