殺人容疑で46歳男逮捕 18年の会社員死亡―大阪府警

東京, 2月4日, /AJMEDIA/

 大阪府羽曳野市で2018年2月、男性会社員が刺殺された事件で、府警捜査1課は4日、同市西浦、無職山本孝容疑者(46)を殺人容疑で逮捕した。2人は事件前、駐車をめぐり口論になっていたといい、同課は詳しい経緯を調べる。
 調べに対し、「納得できない。やっていない」と話し、容疑を否認しているという。
 逮捕容疑は18年2月17日午後9時45分ごろ、同市軽里の路上で、会社員で韓国籍の崔喬可さん=当時(64)=の背中を刃物で突き刺し、殺害した疑い。
 同課によると、司法解剖の結果、崔さんの死因は胸の大動脈を切られたことによる出血性ショックだった。崔さんは山本容疑者の自宅隣にある月決め駐車場に車を止め、近くの知人女性宅に向かう途中に襲われた。その後周辺の防犯カメラの捜査などから山本容疑者が浮上したという。
 捜査関係者によると、山本容疑者は事件の約2カ月前、崔さんの知人宅の植木鉢が道路にはみ出ているとして府警に相談していた。事件前にも同容疑者と崔さんが駐車場でもめていたという。
 事件発生から4年近くたっての着手について、同課は「容疑者による犯行の確実な立証のため期間を要した結果と考えている」とコメントを発表した。

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