死亡男性の妻、警察にDV相談 義父ら刺し自殺か―宮崎3遺体

東京, 10月28日, /AJMEDIA/

 宮崎県高千穂町の民家で住人ら3人が死亡した事件で、義父ら2人を殺害後に自殺したとみられる男性の妻が事件前、男性からの家庭内暴力(DV)に関して警察に複数回、相談していたことが27日、県警への取材で分かった。

事件は26日夜に発生。民家住人の甲斐邦雄さん(67)と父親の義人さん(91)、義理の息子の須磨俊さん(45)が居間で血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。県警は須磨さんが刃物で2人を刺した後、自殺したとみている。

 県警によると昨年2月、甲斐さんの長女から鹿児島県警に、夫の須磨さんに関する相談があり、宮崎県警も今年3月と8月に須磨さんによるDVの相談を受けていた。

 長女は鹿児島県志布志市に住んでいたが、夫から逃れるため、3月ごろ宮崎県内のアパートへ転居。その後、夫に居場所を知られたため、警察の指導を受け事件前日の10月25日、同県内の別のアパートに転居していた。警察はDV相談と事件との関連を調べている。

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