武装組織の温床、「歯止め」狙う イスラエル、ヨルダン川西岸で大規模作戦―テルアビブで報復か

東京, 7月05日, /AJMEDIA/

【カイロ時事】ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ジェニンでのイスラエル軍の大規模軍事作戦は4日、2日目に入った。パレスチナ保健省によると、これまでにパレスチナ人10人が死亡、120人以上が負傷した。イスラエルのネタニヤフ首相は、ジェニンの難民キャンプがパレスチナの武装組織の温床となっている状況に「歯止めをかける」と主張。「必要な限り作戦は続く」と強硬姿勢を示している。
ヨルダン川西岸で大規模作戦 兵士1000人超投入、空爆も―イスラエル

 一方、イスラエルからの報道によると、商都テルアビブで4日、歩道に車が突っ込み居合わせた人が刺され、少なくとも7人が負傷。パレスチナ人の容疑者は射殺された。イスラム組織ハマスの報道官はツイッターで「英雄的な行動」と歓迎。軍事作戦への報復とみられ、暴力の応酬がさらに激化する恐れがある。

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