東京, 9月8日 /AJMEDIA/
将棋の聖地として長く親しまれた東京都渋谷区の将棋会館が、JR千駄ケ谷駅の近くに新たに建設され、完成を祝うお披露目式が8日、行われた。日本将棋連盟の羽生善治会長(53)は「この場所を将棋界の総本山として、多くの人たちに楽しんでもらえるようにしていきたい」と語った。
新築の複合ビル「ヒューリック将棋会館千駄ケ谷ビル」(地上4階、地下1階)の1階(延べ床面積約2460平方メートル)全面に棋士らの対局室の他、一般の人が利用できる将棋道場など全ての機能を集約した。道場と、併設のカフェ「棋の音(きのね)」などは10月1日オープン。棋士の対局は年明け以降になる。