村上茉愛が現役引退表明 五輪で銅、世界選手権で金2個―体操女子

東京, 10月25日, /AJMEDIA/

体操女子ゆかで東京五輪銅メダルの村上茉愛(25)=日体ク=が24日、現役引退を表明した。世界選手権が行われた北九州市立総合体育館で最終日の演技を終え、閉会式で「私はきょうで引退します」と語った。

 取材に応じた村上は、2019年に腰を痛めた頃から引退を考え始めたといい、心身両面でも負担が増していたと説明。今回の世界選手権ではゆかで自身2度目の金メダルに輝き、「いいときに自分で最終地点を決めてやろうと思っていた」と述べた。今後については未定だが、「五輪で日本女子がメダルを取るお手伝いができれば」と希望を話した。

 村上は16年リオデジャネイロ五輪以降、日本女子のエースとして世界選手権などで活躍。今夏の東京五輪では日本女子57年ぶりのメダルを獲得した。 

 ◇村上茉愛の略歴
 村上 茉愛(むらかみ・まい)09年全日本種目別で大技シリバス(後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり)に成功。16年リオデジャネイロ五輪で団体総合4位。世界選手権は17年に種目別ゆかで金、18年に個人総合で銀。今夏の東京五輪は種目別ゆか3位で、日本女子57年ぶりのメダル獲得。148センチ、48キロ。25歳。神奈川県出身。

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