東京, 5月31日 /AJMEDIA/
太陽質量の10万倍以上ある巨大ブラックホールや、100倍以下のブラックホールは観測されているが、その中間の数千倍程度のブラックホールが見つかっていない中、東京大などの研究チームは31日、恒星が数百万個集まった「球状星団」の中で、中間質量ブラックホールが誕生する可能性を、スパコンによるシミュレーションで示した。
巨大ブラックホールは中間質量ブラックホールの成長や合体で生じたと考えられ、その形成過程を知る手掛かりになるという。論文は米科学誌サイエンスに掲載された。