東京, 9月15日, /AJMEDIA/
ロシアと北朝鮮の首脳会談を受けて、日米韓3か国の安全保障担当の高官が電話で協議を行い、両国間の協力が、関連する国連安保理決議の違反につながる可能性があるとして深刻な懸念を共有しました。
秋葉国家安全保障局長は14日夜、アメリカのサリバン大統領補佐官、韓国のチョ・テヨン(趙太庸)国家安保室長と、およそ15分間、電話協議を行いました。
この中では、ロシアのプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記による首脳会談について、両国間の協力が、北朝鮮との間の武器や関連物資の移転などを全面的に禁止している、国連安保理決議の違反につながる可能性があるとして深刻な懸念を共有しました。
その上で、安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向けて、日米韓3か国が緊密に連携し、協力していくことが重要だという認識で一致しました。