日本版DBS創設へ初会合 教員の「性犯罪歴なし」確認―こども家庭庁

東京, 6月28日, /AJMEDIA/

こども家庭庁は27日、教員や保育士に性犯罪歴がないことを確認する制度「日本版DBS」の創設に向けた有識者会議の初会合を開いた。具体的な確認方法や、職業選択の自由との兼ね合いなどを議論。早ければ秋に想定される臨時国会にも関連法案を提出する。
教員ら「性犯罪歴なし」を確認 制度創設へ有識者会議―小倉こども相

 小倉将信こども政策担当相は冒頭のあいさつで、「性犯罪は子どもの人権を著しく侵害する行為で、断じて許されるものではない。(DBSは)子どもたちの安全に関わる大事な制度だ」と述べた。
 会議は法学者や児童心理学の専門家、弁護士、保護者団体代表、自治体首長ら12人がメンバー。同庁によると、この日の会合では、小学生の時に担任の教師から性暴力を受けたという女性が「保育や教育の現場に性犯罪者を入らせないようにしてほしい」と訴えたという。

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