東京, 2月23日, /AJMEDIA/
最近のスマートリングは、バッテリーが長時間持続するとうたわれているものがほとんどだが、その約束を果たせていないものも多い。例えば「Oura Ring 4」の場合、バッテリー持続時間は8日間とされているが、筆者が使った限りでは、多くの場合、長くても4日間しか持たない。それでも、筆者はOura Ring 4を気に入っているし、充電することは苦にならないが、スマートウォッチと比較したときのスマートリングの魅力の1つは、バッテリー持続時間の長さのはずだ。
バッテリーが本当に長持ちするスマートリングを求めている人に、お薦めの製品がある。筆者は現在、10~12日間のバッテリー持続時間をうたうスマートリング、「RingConn第2世代」をテストしている。同製品には、ほかにもさまざまな長所(それと、欠点もいくつか)があるので、以下で詳しく説明しよう。
RingConn(リンコン)第2世代には、最初から明白な利点がいくつかある。競合するスマートリングブランドの場合、製品価格が350ドル(約5万3000円)から、400ドル(約6万円)、450ドル(約6万8000円)くらいまでとなっているのに対し、RingConn第2世代は299ドル(日本では税込5万2800円)である(編集部注:日本では現在Makuakeで先行予約販売中で、早割価格3万7285円~)。さらに、サブスクリプション不要でヘルスデータをすべて確認できる。サイズ展開は6号~14号(USサイズ)で、カラーバリエーションはフューチャーシルバー、マットブラック、ロイヤルゴールド、ローズゴールドの4種類だ。
リングの形状は円形よりもやや四角いが、筆者の場合、この独特な形状は特には気にならなかった。着け心地も指に快適にフィットし、何も問題はなかった。頻繁に着用するヘルストラッカーであるにもかかわらず、簡単に変色するということもない。
RingConn第2世代には、元々非常に長いバッテリー持続時間をさらに延ばしてくれるケースが付属しており、残量がなくなったスマートリングのバッテリーを、最長150日にわたって充電することが可能だ。筆者は、一度に複数のウェアラブルデバイスを常時充電しているような人間なので、コンセントにリングを挿さなくても使えるこの長時間持続する充電ケースのおかげで、RingConnのことが気に入ってしまった。
ほとんどのスマートリングでは、睡眠、活動、レディネス(訳注:活動に向けての体の準備状態を示すスコア)など、いくつかの重要な健康指標について、毎日のスコアを確認できる。レディネスは、前日の活動や睡眠の質、そのほかの生体データ(入眠後に心拍数が低下した時間など)に基づいて算出される。
RingConn第2世代の場合、バイタルと睡眠、活動、ストレスが測定されるが、レディネスは測定されない。レディネスの代わりにあるのが、「心身のバランス」だ。前述した4つのデータが、花のようなグラフで表示される機能で、推奨ベンチマークを満たす、または上回る生体データは長い花びらで、そうでない生体データは短い花びらで表示される。
すべての花びらが同じ長さである場合は、心身のバランスが取れているということだ。重要なデータを、アプリを開いた瞬間に、分かりやすい視覚的な手法ですべて確認できる、という点はいいと思う。